Ba Design Labに行ってきたよ。
1月25日に、東京大学福武ホールのラーニングスタジオで行われた、Ba Design Lab に学生してきました!
以下、簡単な参加記録と感想です。
充電の関係もあり、完全記録はとっておりません。
ので、以下思いつくままに書きます。
Ba Design Lab とは?
ワークショップの方法論に関する公開研究会です。ワークショップの熟練実践家や研究者をゲストにお招きし、ゲストトーク・事例の検討・参加者同士のディスカッションなどを通して、学びと創造の場をデザインするための新しい知見や仮説を生み出すことを目的としています。
引用元:http://yukianzai.com/project/2011/11/05/5/
当日の、Twitterの様子はTogetterにまとめてあります。
BaDesignLab 第1回「アイデアを生み出すワークショップデザイン」 - Togetterつぶやき過ぎた感が満載ですね。
主催の安斎さんのTwitterでこちらのイベントを知り、以前から安斎さんの活動には興味があったこと、自信も場づくりに関わるイベントをいくつか実際に行なっていることから、今回、イベントに参加させていただきました。
当日は、学生スタッフとして参加しました。
今回のイベントは、参加者が20名、学生スタッフ10名、あとは安斎勇樹さんと中西紹一さんというメンバーでした。学生スタッフのお仕事
1時間ほど前に集まった説明で、安斎さんにほとんど仕事はないよ〜と言われました。
WSを実際に見てもらう、あとは学生同士で交流を持って欲しいとのことで、今回は多く取ってくれたらしい。(倍率5倍だったらしいw)
非常に有り難いなぁと思いました。最初にスタッフ同士で自己紹介をして、あとは会場設営や買出しなど。
こういう場での自己紹介を洗練させたいものです。ALISとかARGとか色々やってるのに中々言えないんだぜ!
イベント中は、後ろに座って見ててね〜という感じだったので、ひたすらtsudaっていました。
イベントについて-お話
イベントの内容は、安斎さんによる冒頭説明のあと、実際にWSを多くやっている中西紹一さんの、実践からのおはなしでした。WSで何が一番大事?という話で、やはり最初の、場をあっためるところだろう、ということで、いくつかのアイスブレイクを実際にやってくださいました。
はくさいづけたいそう、も面白かったのですが、音楽によって、バラの花を渡すシチュエーションが変わる、というアイスブレイクが、自分としてはとても面白かったです。
WSに参加する参加者は、積極的な肩が多いのだけど、もっと前のめりにするためのアイスブレイクについては、自分も今後検討していきたいと思います。
次に、安斎さんの研究の立場からの話。
中でも印象的だったのが、課題設定に肝がある、という話です。安斎さんは、WSをする際、少し矛盾が含まれているような課題がいいのではないか、ということをおっしゃっていました。
その際、WSの固定概念をベースにテーマを考えるといいという話でした。例えば、カフェ=居心地が良い→危険
携帯=つながる→つながらないのように、普通だったらありえない組み合わせてで、危険だけど居心地が良いカフェについて、考えてください、といった形でのWSを行うという手法を話しており、これは非常に興味深かったです。
イベントについて-ディスカッション
その後、これらを踏まえて、ディスカッション、「アイデアを生み出すワークショップデザインのポイント」というテーマ。
各班がホワイトボードを使い、議論し、それを発表という形でした。
どの班も、面白い意見が出てました。(細かい記録はとっていないので、BaDesignLab 第1回「アイデアを生み出すワークショップデザイン」 - Togetterをたどるといいかと思います。)その後、中西さんに対する質問タイムを経て、イベント終了!
その後、懇親会という形でした。感想と、思ったこと
この記録じゃ全然まとめきれていないのですが、色々と目から鱗な話が多く、とても楽しかった!
また、安斎さんのイベントに参加してみたいなぁと思いました。だからこそ残念だったのは、時間が押してしまったことでしょうか。予定より大分ずれてしまったため、懇親会に参加することができず、残念でした。あとは、学生PCほぼみんな持っていたのだから、積極的につぶやいてもらうとかしても良かったのかな?って思いました。
あと、WSがどのくらいファシリテーターに依存しているのか、ということについて考えます。例えばどこかの企業で、講師を呼んでWSをしても、それが1回で終わってしまうのはもったいない、ディスカッションが全てではないんだけど、その下地を作れるような仕掛け、みたいなものについて、ちょっと考えてました。役に立つかどうかの問題ではなくて、ディスカッションやらWSって、純粋に面白いです。ので、もっといろんなとこで、かつ気軽に行えるようになればいいのになぁ、と思いました。