出会い系図書館かふぇ記録
2011年7月16日(土)に出会い系図書館かふぇを開催しました。
ALISの活動記録 出会い系図書館かふぇ開催のお知らせ
その記録をとってきましたー。
自分の理解した範囲のみでの記述ですが、ご了承いただければと思います。
記録をとるのが初めてなので、分かりづらい点多々あると思いますが、最後までご覧いただければと思います。
一部ですが当日のTweetをまとめています。
20110716_出会い系図書館かふぇ - Togetter
また、当日のUstはこちらです。
電波が不安定だったのでいくつかに分かれてしまっています。
申し訳ありません。
イベント概要
イベント趣旨「小林」
- 今日は皆様お集まりいただきありがとうございます
- このイベントは私が第3回ALIS定例会でお話しさせていただいた出会い系図書館プロジェクトの第一回の企画
- よろしくおねがいします
- 出会い系図書館プロジェクトについて説明する
- 第3回のALIS定例会は去年の9月だったので、大分長いこと出会い系図書館について言っている
- 図書館で人と人が出会えたらおもしろいなぁとふと私が思ったことがきっかけの企画
- 図書館で利用者が出会えたら楽しいなぁと思った
- こうして第一回ができて本当に図書館で出会いがあるのかなぁと思っている
- 人と人が出会う場としての図書館について考えたい
- はじめに出会い系図書館プロジェクトについてすでに活動しているShizukuとkumorの2人にお話ししていただく
Shizukuプロジェクトについて「常川」
- 参加者の皆様、視聴者の皆様こんにちは
- 出会い系図書館と言うことで、小林さんが発案されたアイデアだが、自分が考えていることやりたいことと同じ
- 基本的には図書館で人と出会うと言うことを進めていきたい
- 自分はShizukuをやっている
- 図書館に入ると最初に目につくのは本棚
- 図書館は本がいっぱいある場所というイメージ
- それらの本はすでに誰かが読んだ本
- 古い本に、サイコメトラーEIJIという者がでてくる
- その人は物に触るとその過去が見える
- そういう人が図書館に入ると、交差点にいるように、人と人とつながる場所であることが見えてくる
- 昔は本に図書カードという物があった
- ただ名前からだけど、それでつながりを連想できた
- 耳をすませばのようにそこから結婚したような映画もある
- 図書館に入るとどんな人がいて、どんなつながりがあるかがみえる
- Shizukuは読んだ本に対してどんなつながりがあるかが見える
- 本を使った人と人のつながりが見える
- 出会い系図書館かふぇでやりたいこと
- 昔アレグザンダーという建築家がいた
- 彼は魅力的な町を作るには、いろんなその町に住んでいる人が関わり合った、秩序のない町が魅力的だと言っていた
- 神保町もそう。大きなビルがいっぱいあったりして秩序がない。だけどおもしろい町
- 無秩序だが共通の何かがある。この話の中でそれを作って行けたらと思っている
kumoriについて「渡辺」
- kumoriを作っている渡辺です
- 初めての人も壮でない人もよろしくお願いします
- 小林さんの出会い系図書館からkumoriにも興味を持っていただいて、今回の話になった
- 手元の資料にkumoriの説明がある
- 本の紹介や感想を伝えられる参加型のしおり
- 千葉大や筑波大などに置かれている
- 自分が2年前に卒業論文で図書館で何かおもしろいことをやりたいと思ってうまれたのがkumori
- 卒業論文でやりたかったのは、図書館で、もっと本と人が出会う仕組みができたらおもしろいんじゃないかなということ
- もっと図書館と人が関わるとおもしろいのではないか
- 図書館に来た人が本を借りるだけではなくて、何らかの形で図書館の活動に関わっていけないかと思った
- そこからうまれたのがkumori
- kumoriはいただいたメッセージや感想などを主に載せている
- kumoriには誰でも参加でき、7歳から60代の方まで様々な方が参加してくれている
- 自分自身がkumoriの魅力だと思っていることは、様々な図書館で配られていて、様々な人に届いているところ
- そこがkumoriのいいところだと思う
- 先日千葉市中央図書館のkumoriのコーナーで、小さい女の子を連れたお父さんが、「しおり、いつも楽しみにしています」と声を掛けてくれたし、子どもがすごくうれしそうにkumoriを選んでいて、こんな出会いもあるのだと思った
- kumoriはwebサイトからも、kumoriがおいてある図書館の応募用紙から応募できる
- 出会い系図書館ということで、kumoriは本と人とをつなぐということで活動を進めている
- かかわることができてうれしい
- これから出会い系図書館がどのような形になっていくかがすごく楽しみ
出会い系図書館について「小林」
- 私はshizukuに憧れて大学に入った
- 第3回のALIS定例会でkumoriを知って、その2人と何かできてうれしい
- 今日のイベントは私の夢のはじまり。
- 図書館でつながりができることで、何ができるかを、今日は一緒にお話しできたらと思う
ここから1時間程度ディスカッションを行いました。
ディスカッションは2チームに分かれて、「出会い系図書館に望む物、出会い系図書館とは何か」ということについてディスカッションを行いました。
以下はその最後の発表です。
チーム伊藤
- 伊藤弘人です
- 第3回のALIS定例会の際にライトニングトークをしました
- 今回は直接的な出会いについて話し合った
- 出会い系図書館は直接的。面と面と向かってするのが大事
- じゃぁ出会って次どうする?
- twitterだとオフ会などがある
- 間接から直接につながっていくところに出会い系図書館の可能性があるのではないか
- 人と人が出会うのは楽しい!
- 今日も今まであったことない人ばかりだったけど楽しかった
- 直接的に会える楽しみがあるのではないか
- ここにチャレンジするのが小林さん
- まとまっていないがご了承ください
- あとでどうにかしてまとめるなどしたい
- 要望というか、図書館のイメージって悪い
- 草食系
- 静か
- これを変えたいというのが小林さん本人から出た
- 図書館ではしゃべっちゃだめ、に挑戦する
チームありよし
- 自分たちはフリートークでどんな図書館のグループがあるか、コンセプト、どんな人と会いたいのか、そのために必要な物などについて話し合った
- その結果の簡単な意見を紙にまとめた
- 最初は出会い系図書館を作るにあたって核になる物が気になった
- Shizukuなどは本をプッシュするが本当に本は必要かという議論が出た
- そこでいくつかの意見が出た
- いつでも会える場
- イベントがなくてもふらっとその場所に行けて自分の話したい人と話せる場所
- 会うとなると共通点がある人があったり話せたりする要素が必要
- 図書館の中の人、図書館員とは常連さんしか話す機会がないので、図書館の人と話せるというのはポイント
- 刺激的・おもしろい空間であることが必要なのではないか
- 結論としては場だろう
- 物理的な場が必要
- ここまでだと今までと一緒
- 1つは、場を作ろうとすると建築の段階から考える必要があるが、箱にこだわらない、どの建築でも可能な空間作りのテクニックが必要
- その案のひとつとして、ジャンル別テーブル
- 図書館員がこのジャンルなら話せるというテーブルを作って、そこでそのジャンルの人同士が出会えたり、図書館員とも交流がとれる
- 箱にこだわらない最終的にリアルに出会う場をつくるというのが必要なのではないか
まとめ「小林」
- 出会い系図書館について話す中でみんなが考えを深められたらと思う
- こうして話をできた中で、出会い系図書館について話しあえたということでつながりができたのではないか
- これからも一緒に考えられたらと思う
- また今日の結果等をwikiに乗せるなどして、プロジェクトをやっていきたい
以下が最後の発表の際のUstです。
以上でイベントの記録は終了です。
ブレストとても楽しかったし、同じように考える人同士が集まってこうしたイベントを開催できたのは、とても意味のあることだと思いました。
1つのイベントやアイデアを、形にしていくということは非常に大変なことだとは思いますが、出会い系図書館プロジェクトが図書館をおもしろくする1つの要素になればいいなと思いました。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
はこについて。
たまたまレポートで武蔵野美術大学図書館について調べていたのでそのことについてメモ。
http://mauml.musabi.ac.jp/library/facilities
武蔵野美術大学美術館・図書館 書物の森から
http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/TIiS9HRuMw85OFDZBEvn
『新建築』という雑誌の2010年7月号の記事(p76)から、設計意図も引用してみる
図書館とはどういう場所か.それは本がたくさんある場所である.その本は人間によって探され,見られ,時に手に取られ,そしてその傍らで読み始める.その意味において,図書館は単に倉庫として本がたくさんある場所ではなく,たくさんの本によって人間のための関係や活動がうまれてくる場所であろう.それを僕たちは「書物の森」と読んだ
その森は人間が歩きまわり,探索し,発見的に関わることが出来る場所である.ここでは図書館の本質であるホント本棚が林立することで生まれる森のような建築をイメージした
なんというか、シビれるね!
あといいなーと思ったの。
現代における図書館は、書物を保管しておく場所ではなく、社会的な場所、本を読んだりインターネット検索をしたりするユーザーの出会いの場所
Goethe-Institut Japan
図書館において、居心地の良さって大事だと思うんだけどな。
日本の図書館はどうも機能的な気がしてならない。
図書館に限らず日本の建築は、というべきか。
無機質だよな。
メル・プラッツというイベントに行ってきた
6月26日に、横浜の北仲スクールで行われたメル・プラッツというイベントに行って来ました。
◆メル・プラッツとは
メル・プラッツの「メル」は、Media Expression, Learning & Literacyの頭文字です。
メル・プラッツの「プラッツ」=Platzは、ドイツ語で「広場」を表します。
メル・プラッツは、2001年1月〜2006年3月までの5年間、東京大学大学院情報学環を中心に活動を展開した、「メルプロジェクト(MELL Project)」の成果と理念を継承し、2007年7月からスタートします。「メルプロジェクト」は、メディア表現やリテラシーについての実践的な研究を生み出すプロジェクトの集合体でした。これに対して「メル・プラッツ」は、さまざまな人々によって国内外でおこなわれ、根づきはじめている多くの「活動」をたがいに紹介しあい、ともに語り考える"コミュニティ・スペース"として機能することを目指していきます。
参考:أزياء مكاسينو - كازينو الأزياء العصرية
ざっくり言うとショーケースを使ったポスターセッションのような感じでした。
おもしろい!
それだけじゃなくて
このようにでそれぞれのショーケースにコメントを付けたりしていました。
個人的には鹿児島テレビの”テレビジャック”というイベントに関するショーケースがとても面白かった!
http://www.kts-tv.co.jp/company/literacy/index.php
メディア・リテラシー育成のために中学生〜高校生の生徒が実際に3分ほどのテレビ番組を作るというもの。
答えを教えない、考えさせる、そういった形のWSだと言っていて、例えば番組の構成にしても
「ここをこう直したらいいよ」ではなくて、「ここなんかおかしいよね」のように伝えるとのこと。
数日間のWSですが、締切り等もつくるので、臨場感あふれるものになるそうです。
今はちょっと落ち着いてるけど、その人の話聴いてるときは、すごいすごーい!ってなりました。
自分は色々とイベントの企画をすることが多いのだけど、それぞれのロールをすごく詰めて考えることが必要なのかもと思いました。
それは例えば役割を振るというのもそうだし、イベントの中で、その人の行動をある程度誘導するみたいな。
イベントというのはある意味デザインなので、細部にこだわりながらイベントというひとつのライヴをデザインするのです。
企画の意図、参加者に持って帰ってほしいものそういった設計。
正直イベントって、ある程度参加者が集まっていれば、そう大きく失敗することはないのかなっておもう。
じゃぁその七でどれだけ精度をあげていけるか。それが今後の課題かなぁと個人的には思っている。
長期WSやりたいな。
明けましておめでとうございます。
ariyosiです。
折角作ったブログを放っておくのももったいないので、
みたりきいたりしたことの記録をとることにします。
ちゃんとした文章がかけるようになりたいです。
今年も色々、やるらしいですよ。
こんにちは。ariyosiです。
今年のU40は、全国図書館大会と図書館総合展でみなさんを楽しませます♪
そのうちの1つ、図書館大会後夜祭(9月17日(金))開催の、U40 - Future Librarian 2010 プレミアセッションの参加申込受付を開始してますよー☆
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会場は以下の通り。
奈良会場
東北会場(仙台)
北関東会場(宇都宮)
東京会場
東海会場(名古屋)
中国会場(岡山)
四国会場(愛媛)
甲信越会場(山梨)
なんだかいろんなところでイベント(しかも同時開催)とか楽しすぎる・・・!
私は今年初参加なので、どのようにして同時開催が行われるのかしら―?
とか、各会場の様子はどうなってるのかなぁ、ということが非常に気になるところであります。
このブログでは、そうした(自分の)疑問に応えるべく、色々な情報をまとめていきたいと思っています。
よろしければお付き合いくださいな♪