出会い系図書館かふぇ記録

2011年7月16日(土)に出会い系図書館かふぇを開催しました。
ALISの活動記録 出会い系図書館かふぇ開催のお知らせ

その記録をとってきましたー。
自分の理解した範囲のみでの記述ですが、ご了承いただければと思います。
記録をとるのが初めてなので、分かりづらい点多々あると思いますが、最後までご覧いただければと思います。

一部ですが当日のTweetをまとめています。
20110716_出会い系図書館かふぇ - Togetter

また、当日のUstはこちらです。
電波が不安定だったのでいくつかに分かれてしまっています。
申し訳ありません。

イベント概要

  • 出会い系図書館かふぇ
  • 会場:カフェ ヒナタ屋
    • 18:00〜18:20 準備
    • 18:20〜18:40 冒頭説明
    • 18:40〜19:30 グループワーク:出会い系図書館について考える
    • 19:30〜19:50 最終発表
    • 20:00 終了

イベント趣旨「小林」

  • 今日は皆様お集まりいただきありがとうございます
  • このイベントは私が第3回ALIS定例会でお話しさせていただいた出会い系図書館プロジェクトの第一回の企画
  • よろしくおねがいします
  • 出会い系図書館プロジェクトについて説明する
    • 第3回のALIS定例会は去年の9月だったので、大分長いこと出会い系図書館について言っている
    • 図書館で人と人が出会えたらおもしろいなぁとふと私が思ったことがきっかけの企画
    • 図書館で利用者が出会えたら楽しいなぁと思った
    • こうして第一回ができて本当に図書館で出会いがあるのかなぁと思っている
    • 人と人が出会う場としての図書館について考えたい
  • はじめに出会い系図書館プロジェクトについてすでに活動しているShizukuとkumorの2人にお話ししていただく

Shizukuプロジェクトについて「常川」

  • 参加者の皆様、視聴者の皆様こんにちは
  • 出会い系図書館と言うことで、小林さんが発案されたアイデアだが、自分が考えていることやりたいことと同じ
  • 基本的には図書館で人と出会うと言うことを進めていきたい
  • 自分はShizukuをやっている
    • 図書館に入ると最初に目につくのは本棚
    • 図書館は本がいっぱいある場所というイメージ
    • それらの本はすでに誰かが読んだ本
  • 古い本に、サイコメトラーEIJIという者がでてくる
    • その人は物に触るとその過去が見える
    • そういう人が図書館に入ると、交差点にいるように、人と人とつながる場所であることが見えてくる
  • 昔は本に図書カードという物があった
    • ただ名前からだけど、それでつながりを連想できた
    • 耳をすませばのようにそこから結婚したような映画もある
    • 図書館に入るとどんな人がいて、どんなつながりがあるかがみえる
  • Shizukuは読んだ本に対してどんなつながりがあるかが見える
    • 本を使った人と人のつながりが見える
  • 出会い系図書館かふぇでやりたいこと
    • 昔アレグザンダーという建築家がいた
    • 彼は魅力的な町を作るには、いろんなその町に住んでいる人が関わり合った、秩序のない町が魅力的だと言っていた
    • 神保町もそう。大きなビルがいっぱいあったりして秩序がない。だけどおもしろい町
    • 無秩序だが共通の何かがある。この話の中でそれを作って行けたらと思っている

kumoriについて「渡辺」

  • kumoriを作っている渡辺です
  • 初めての人も壮でない人もよろしくお願いします
  • 小林さんの出会い系図書館からkumoriにも興味を持っていただいて、今回の話になった
  • 手元の資料にkumoriの説明がある
    • 本の紹介や感想を伝えられる参加型のしおり
    • 千葉大や筑波大などに置かれている
    • 自分が2年前に卒業論文で図書館で何かおもしろいことをやりたいと思ってうまれたのがkumori
    • 卒業論文でやりたかったのは、図書館で、もっと本と人が出会う仕組みができたらおもしろいんじゃないかなということ
    • もっと図書館と人が関わるとおもしろいのではないか
    • 図書館に来た人が本を借りるだけではなくて、何らかの形で図書館の活動に関わっていけないかと思った
    • そこからうまれたのがkumori
    • kumoriはいただいたメッセージや感想などを主に載せている
    • kumoriには誰でも参加でき、7歳から60代の方まで様々な方が参加してくれている
  • 自分自身がkumoriの魅力だと思っていることは、様々な図書館で配られていて、様々な人に届いているところ
    • そこがkumoriのいいところだと思う
    • 先日千葉市中央図書館のkumoriのコーナーで、小さい女の子を連れたお父さんが、「しおり、いつも楽しみにしています」と声を掛けてくれたし、子どもがすごくうれしそうにkumoriを選んでいて、こんな出会いもあるのだと思った
    • kumoriはwebサイトからも、kumoriがおいてある図書館の応募用紙から応募できる
  • 出会い系図書館ということで、kumoriは本と人とをつなぐということで活動を進めている
    • かかわることができてうれしい
    • これから出会い系図書館がどのような形になっていくかがすごく楽しみ

出会い系図書館について「小林」

  • 私はshizukuに憧れて大学に入った
  • 第3回のALIS定例会でkumoriを知って、その2人と何かできてうれしい
  • 今日のイベントは私の夢のはじまり。
  • 図書館でつながりができることで、何ができるかを、今日は一緒にお話しできたらと思う

ここから1時間程度ディスカッションを行いました。
ディスカッションは2チームに分かれて、「出会い系図書館に望む物、出会い系図書館とは何か」ということについてディスカッションを行いました。
以下はその最後の発表です。

チーム伊藤

  • 伊藤弘人です
  • 第3回のALIS定例会の際にライトニングトークをしました
  • 今回は直接的な出会いについて話し合った
    • Shizkuやkumoriはデジタル上かつ間接的ではないか
    • mixiなどのソーシャルラーライブラリー、ブクログなどの例がある
    • 人がどんな本を読んでいるかがわかるが、あくまで間接的
  • 出会い系図書館は直接的。面と面と向かってするのが大事
    • じゃぁ出会って次どうする?
    • twitterだとオフ会などがある
  • 間接から直接につながっていくところに出会い系図書館の可能性があるのではないか
    • 人と人が出会うのは楽しい!
    • 今日も今まであったことない人ばかりだったけど楽しかった
    • 直接的に会える楽しみがあるのではないか
  • ここにチャレンジするのが小林さん
    • まとまっていないがご了承ください
    • あとでどうにかしてまとめるなどしたい
  • 要望というか、図書館のイメージって悪い
    • 草食系
    • 静か
  • これを変えたいというのが小林さん本人から出た
  • 図書館ではしゃべっちゃだめ、に挑戦する

チームありよし

  • 自分たちはフリートークでどんな図書館のグループがあるか、コンセプト、どんな人と会いたいのか、そのために必要な物などについて話し合った
  • その結果の簡単な意見を紙にまとめた
    • 最初は出会い系図書館を作るにあたって核になる物が気になった
    • Shizukuなどは本をプッシュするが本当に本は必要かという議論が出た
  • そこでいくつかの意見が出た
    • いつでも会える場
    • イベントがなくてもふらっとその場所に行けて自分の話したい人と話せる場所
    • 会うとなると共通点がある人があったり話せたりする要素が必要
    • 図書館の中の人、図書館員とは常連さんしか話す機会がないので、図書館の人と話せるというのはポイント
  • 刺激的・おもしろい空間であることが必要なのではないか
  • 結論としては場だろう
    • 物理的な場が必要
    • ここまでだと今までと一緒
  • 1つは、場を作ろうとすると建築の段階から考える必要があるが、箱にこだわらない、どの建築でも可能な空間作りのテクニックが必要
  • その案のひとつとして、ジャンル別テーブル
    • 図書館員がこのジャンルなら話せるというテーブルを作って、そこでそのジャンルの人同士が出会えたり、図書館員とも交流がとれる
  • 箱にこだわらない最終的にリアルに出会う場をつくるというのが必要なのではないか

まとめ「小林」

  • 出会い系図書館について話す中でみんなが考えを深められたらと思う
  • こうして話をできた中で、出会い系図書館について話しあえたということでつながりができたのではないか
  • これからも一緒に考えられたらと思う
  • また今日の結果等をwikiに乗せるなどして、プロジェクトをやっていきたい

以下が最後の発表の際のUstです。

以上でイベントの記録は終了です。
ブレストとても楽しかったし、同じように考える人同士が集まってこうしたイベントを開催できたのは、とても意味のあることだと思いました。
1つのイベントやアイデアを、形にしていくということは非常に大変なことだとは思いますが、出会い系図書館プロジェクトが図書館をおもしろくする1つの要素になればいいなと思いました。

最後まで読んでくださってありがとうございました!